こんにちは、いつも閲覧ありがとうございます。

 最近マーニーを読んだ&見たので、記事にしておこうかと思います。
私は、話題が去った後に手を伸ばす癖があるので、遅いです。
 ご興味が湧かない方は、他の記事へ飛んじゃって下さいね。

 文庫版からマーニーを知ったのですが、出会えて良かったと言える会心作でした。
思い出のマーニー 文庫 (1)
 不思議なお話で、時々悲しい場面もありますが、仕込まれたギミックが楽しく、最後まで綺麗に読めました。オススメ出来ます。

 元がイギリスの児童文学であり、この文庫も若い子向けなので、挿絵多め、ルビも全振りされていました。
思い出のマーニー 文庫 (2) a
 発端は、amazonのジブリ系おすすめメールに載っていたのですが、その中で、文庫版のイラストが可愛くて引き寄せられてしまいました。
 一期一会ですね。あのメールがあったからこそ、アンナやマーニーと出会え、作品にも触れることが出来ました。


 さて、ジブリ映画版も、音楽は要所要所で美しく、絵はこれでもかと描き込まれていて全体的な完成度は高かったです。

 私的に、マーニーとのダンスパーティのシーンは好きです。マーニーの声優さん、有村架純さんの声が通っていて素敵でした。

 ただ舞台が日本になっていたので、ちょっと設定や状況描写に無理矢理感があった様に思います。尺の制限もありますが、後半が駆け足気味だったのも気になりました。

 それと、アンナとマーニーが抱き合い過ぎなのも引っ掛かりましたし、有名な「許してくれるって言ってー!」に至るまでの過程が早かったかなと思います。

 とは言え、文庫・映画どちらにも良いところは一杯あります。
 もし興味を持たれた方には両方触れてみて欲しいですし、ご自身に合う方を好きになって下されば嬉しく思います。

 最後までのご精読ありがとうございました。